回転ドア

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回転ドアの多くが自動で、一般的なドアに比べて機密性・断熱性等に優れる。

外部の気温変化や風などの影響を受けにくく、建物内の気圧や温度を一定に保ち、快適な内部環境を構築しやすい特長がある。

最近では、オフィスビル、商業施設、病院などに急速に普及してきている。

ところが、自動回転ドアに子供が頭を挟まれるという死亡事故が発生(平成16年3月)したことから、その安全対策が問題とされた。

平成16年6月29日、国土交通省及び経済産業省は、自動回転ドアの事故防止に関するガイドラインを策定し、関係機関に通知した。

<ガイドラインのポイント>

①子供連れ、高齢者、障害者等の利用を配慮して、他形式のドアを併設すること。

②挟まれ防止のため、制動距離の制限、防御柵の設置など多重の安全対策を確保すること。

③衝突防止のため、ドアの最大回転速度(ドアの外周部で65cm/秒)を制限すること。

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