塗装後、局部的に着色状態に不連続な部分が現れて識別できる状態である場合、その着色面に色むらがあるという。
塗装において素地(下地)の処理を入念に行うことは極めて重要であるが、怠ったまま仕上げを行うと素地内の不純物などが仕上げ塗りを内部から変化させて局部的な色むらを発生する場合がある。
また、十分に攪拌(かくはん)を行わずに塗り上げるような場合にも色むらを発生することがある。
仕上げ材自体の色むらは、単に塗替えや張替えで済むが、素地の不良は素地そのものを十分調整してからでないと再度色むらが発生してしまう。