以前に比べ、最近ではペットOKの賃貸住宅が増えていますが、まだまだ禁止のところがほとんどです。
だからといって、こっそり飼っていても、周りの目を常に気にしなくてはいけなくなりますし、大型犬の場合は、隠し通すのが難しいでしょう。
私が犬を飼い始めた時には、私が住んでいたマンションはペット禁止のマンションでした。
それでもどうしても犬を飼いたくてどうしようもなくなり、思い切って大家さんに交渉してみることにしました。
賃貸住宅に犬や猫を飼うのを禁止の物件が多い理由には、動物特有のにおいが染み着いてしまうということもあります。
また、壁や床が痛んだり、鳴き声や足音などで近所とトラブルが増える可能性もあるため、敬遠しているケースがほとんどです。
そのため、私は、問題を解決する方法を提案すれば、大家さんだって頭ごなしに断ることはないのではないかと考えました。
早速交渉開始です。
ただ、気をつけないといけないことは、契約書に犬や猫を飼うのが禁止と明記してあった場合には、交渉してもほぼ無理です。
ただ、幸い契約書には、犬や猫に関する条項は一切記載されていなかったため、犬を飼ってよいかどうか、まず大家さんに確認してみました。
もちろん答えはNO。
ここで、私は以下の条件を出してみることにしました。
いたずら盛りの際には、ビニールシートなどで壁を保護し、床はカーペットを敷いて保護します。
また、犬はなるべくほえない種類にし、壁や床などを損傷した場合は、実費で修理する。
そのほかに、近所から苦情が出た場合には、直ちに退去するという提案をしました。
もちろん、即答はしてくれませんでしたが、数日後、OKを出してもらえました。
ただ、私の場合は、かなりラッキーな方で、ほとんどの場合、犬や猫などは不可というマンションがほとんどでしょう。
特に、大型犬などは、エレベーターにいたら、驚く住人も多いはずです。
そのため、どうしても犬や猫を飼いたいという人は、ペット可物件を選ぶ方がよいでしょう。
実際、私も賃貸マンションを数年住んだ後、ペット可物件に引っ越しました。
その際もっとも重点をおいたのは、足洗い場があり、犬好きの住人が多い物件であるということです。
こんなことは大したことないと思うかもしれませんが、犬を飼っている飼い主から言うと、とても重要なことです。
特に大型犬の場合、犬嫌いの人からすると、とても恐怖に感じるかもしれませんし、犬嫌いの人とエレベーターが一緒になると、お互いに悲劇です。
もちろん、犬のしつけは飼い主の責任ですから、きちんとマナーを守ることは言うこともありません。