投資をするに当たり、必要な力が先を読むことです。
もし、タイムマシーンがあり、5年後や10年後の世の中を見ることが出来るとすれば、誰でも不動産投資に成功することが出来ます。
価格が確実に上がる不動産物件を購入すればいいからです。
しかしながら、当たり前ですがタイムマシーンはありませんし、将来について知ることは出来ません。
過去の事例を参考に予測を立てる
確かに、確実に将来を予想することは出来ませんが、全く運だけで投資をするよりも過去の例や将来確実にこうなるだろうと言う知識を元にある程度は予想することが可能になるはずです。
そこで、5年後から10年後の近い将来不動産価格の推移はどのようになるか予想をしてみましょう。
・マンションと人口減少の関係性
マンションについて考えて見ると、まず将来的に確実に起ることがわかっているのは人口減少です。
もちろん、ある日突然人口が増え始めて再び人口が増えるということも考えられなくはなりませんが、普通に考えると人口は減少していきます。
2015年の日本の人口はおよそ1億2千万人ですが、2025年には人口が1億2千万人を切ると予想されています。
人口が減少するだけならわかりますが、少子高齢化、つまり子供の数は減少して老人の数が増えることが予想されています。
これは不動産の価格にどのような影響を及ぼすでしょうか。
まず、マンションの購入については多くの場合20代後半から40代前半の人が購入していることがわかります。
ですが、少子高齢化の影響で、65歳以上の人はさらに増えることが予想されているので、当然65歳以下は今よりも減少します。
人口が減少するということが大前提ならばそのようになるはずです。
そうすると、マンション購入適齢期の20代後半から40代前半の人口も当然減少すると言うことになります。
つまり、マンションを購入する人口は減少していきます。
この時、マンションの建築が減少していけばそれほど問題はありません。
問題なのは、新築マンションが次々と出来た割には、住む人が減少している場合です。
マンションは普通中古よりも新築の方が人気があります。
たとえ新築の方が値段が高かったとしても新築マンションを欲しがる人は多いのです。
中古マンションは数ばかりが増えていきます。
新築マンションもやがて中古マンションになるわけですから、新築マンション以外のマンションは空室が目立つようになり、よほど魅力的なマンションでない限り今よりも価格が落ちる事は目に見えていると言うわけです。
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